以前の記事の中で、投資をはじめたことを紹介しました。
社会人になり投資をスタートしましたが、すぐに投資をはじめたわけではありません。
今回の記事では、投資をはじめる前に準備しておくべき事についてまとめます。
投資をはじめる前に準備が必要

大前提として、「新卒社会人1年目でつみたてNISAを始めました」の中でも紹介しましたが、余裕資金で投資を行います。
では、支出を減らし余裕資金ができたら投資を始めていいか?
結論として、すぐに投資をはじめてはいけません。
まずは、生活防衛資金を貯めましょう。
生活防衛資金とは、要するに「非常用資金」のことです。
投資をするには、万が一のときに備えたセーフティネットを確保してからです。
例えば、急な病気で入院する必要になり仕事ができなくなった、会社が倒産しリストラされた、自己都合で退職した等々
不測の事態に備えて生活費を貯めておきましょう。
ここで注意が必要なのは、準備のために貯めておくのは収入ではなく「生活費」ということです。
いくら貯めておけばいいのか?
3ヶ月で十分という人もいれば2年程度貯めるという人もいるので、人それぞれです。
私の場合は、学生時代からの貯金が既に生活費の1年分程度あったため、投資をすぐにはじめました。
お金の流れを見える化して支出を減らす
余裕資金で投資をはじめるためにも、毎月の収入から投資に回せるお金を生み出すことが必要です。
お金の流れを見える化し支出を把握することが重要でしょう。
そのために、便利なのが家計簿です。
特に、クレジットカードや銀行口座と連動できるマネーフォワードは大変便利です。
マネーフォワードは、買い物ごとの支出を食費や日用品など自動で分類してくれます。
むやみに生活レベルをあげないこと
住居費や食費、交際費など収入が上がっても生活レベルをむやみにあげない方がいいでしょう。
なぜなら、一度あげた生活レベルを下げるというのは困難だからです。
収入が上がっても、支出が増えては結局貯蓄は増えません。
収入が上がっても、手取りの何割を投資や貯蓄に回すなど、自分なりのルールを決めておくべきでしょう。
収入が上がった分は、自己投資に回したり旅行などのプチ贅沢にあてるなど、QOLを上げるためには有効なのではないでしょうか。
私は、一人暮らしですが手取りの約3割は貯蓄に回し、1割をつみたてNISAの積立投資に回しています。
まとめ
投資をはじめる前に、生活防衛資金を貯めましょう。
そのためには、以下のことが重要です。
POINT
- お金の流れを見える化し支出の無駄を削減すること
- 収入が上がったとしても生活レベルをあげないこと
- 自分なりのルールを決めておくこと
これらのことは、貯蓄や投資に回せるお金を増やせることのみならず、
万一の場合のリスクを抑えるという効果も期待できます。