若者が民間の年金に加入してはいけない

民間の年金 保険

公的年金に対する不安から、若者の間で国民年金保険料を払わず、民間の年金保険に加入する人がいるようです。しかし、これは絶対にやめるべきです。

結論からいうと、マスコミが騒ぎ立てているような年金財政の破綻は起こりえないと思います。ただし、将来受け取る額というのは間違いなく減ると考えられます。

私的年金づくりに民間の年金保険は不向きです

おすすめできない商品だらけの民間の年金保険

まず、代表的なものは変額年金保険でしょう。こちらは預けたお金をファンドで運用し、その成績によって将来受け取る年金額が変動するものです。

投資信託と保険がセットになっているもので、保有コストとして、信託報酬と保険関係費用の両方が徴収されます。

高い手数料は期待リターンに対して確実なマイナスとなります。金融機関にとってはおいしい商品となっていますが、消費者にとっては全くもって魅力あるものとはいえないでしょう。

また、定額個人年金保険という、加入した時点で将来の年金の受取額が決まるものもありますが、わざわざ高い手数料を払ってまで購入するものではありません。

そんなことをするくらいなら、自分でコストの安い投資信託を運用したほうがマシです

私的年金を用意するために必要なこと

重要なことは次の3点です。

1点目は、コストが低いかどうかということです。投資をして得られるリターンというものは不確実です。しかし、先ほども少し触れたように、コスト(手数料など)は確実に資産から差し引かれるマイナスです

2点目は、インフレに強いかです。老後の資産づくりである年金であれば20~30年、場合によってはそれ以上の非常に長い期間運用していく必要があります。

したがって、インフレに負けるような商品は避けるべきでしょう。ましてや、現代の超低金利時代に、預けたときの利率がずっと適用されるような固定金利の金融商品は避けた方がいいでしょう。

3点目は、換金しやすいかどうかです。特に若いときにはライフスタイルの変化などで、様々な場面でお金が必要になるシチュエーションが訪れます。

そうしたときに、解約しづらかったり割高な手数料が差し引かれたりする標品は避けましょう

まとめ

このように、民間の年金保険に加入するなど検討の余地すらないでしょう。

そんなことをするくらいなら自分で、コストの安いインデックス投資を長期で分散投資した方が、遥かに高いリターンが得られることになるでしょう。

私的な年金について考えるポイントは以下の通りです。

POINT

  • ①コストが安い
  • ②インフレに強い
  • ③換金がしやすい
投資対象および商品選びなど、投資にかかる最終判断は自己責任でお願いいたします。
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