つみたてNISAの非課税枠は売却せずに保有し続ける

つみたてNISAの非課税枠 つみたてNISA

2018年1月にスタートつみたてNISAは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。株式や投資信託といった投資で得た利益には通常、約2割の税金がかかります。

しかし、つみたてNISAの場合には利益に対してまるごと税免除されます。また、非課税期間は最長20年となっております。

したがって、利益が全額税金免除されるので通常の投資より約2割お得になります。国がこんなお得な制度を提供してくれるのなら絶対に利用しておくべきです。

低コストな商品ばかりが対象

つみたてNISAの対象商品は、販売手数料がゼロ(ノーロード)、手数料が低く、分配金を頻繁に出さないなど、日本にある数多くのファンドの中から長期・積立・分散投資に適したものになっています。

これまで日本で販売され、売上が上位であった投資信託はそのほとんどがアクティブファンドでした。

アクティブファンドとは

運用の専門家(ファンドマネジャー)が自ら銘柄とタイミングを決め売買を行いベンチマーク(指数)以上の運用成績を目指す商品のことです。

資産運用の世界では、長期的に見るとアクティブファンドはインデックスファンドに負けることが多いというのが常識になっています。それは日本でもアメリカでも同じ事です。

投資のプロが膨大な情報と知識を駆使しても、長期的にはインデックスファンドに勝てない理由は手数料の高さにあります。

最近は、インデックスファンドの手数料(信託報酬)の値下げ競争が激しくなってきており、0.1~0.3%台のものが多くあります。

一方でアクティブファンドでは手数料が1.0~1.5%台と、インデックスファンドの5~10倍程度あります。コストの高さは運用における確実なマイナスリターンです

プロが運用するアクティブファンドがインデックスファンドに負けることが多い最大の理由は、インデックスファンドのコストの低さにあります。

さて、つみたてNISAの対象商品というのは、ほとんどがコストの低いインデックスファンドになっています。

金融庁自らが基準を設け、これまでの手数料が高く、分配金を毎月出すような、資産形成の役に立たない商品が排除されました。

投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって、きちんとした資産形成が行える仕組みとなっています。対象商品を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

つみたてNISAのような長期投資向けのインデックス投資は、銘柄選びや購入のタイミングを考える必要がないため始めるのはとても簡単です。

これから投資を始めようと思っている方は、まずはつみたてNISAから始めることをおすすめします。

非課税期間はフル活用しましょう

指数関数

つみたてNISAは年間の非課税枠が40万円で非課税枠は最長20年となっています。すなわち、最大40万円×20年間=800万円とその利益が非課税となります。

どうしてもお金が必要になったとき、つみたてNISAは途中で売却(解約)することもできます。

ただし、売却した分の非課税枠はなくなります。その分は復活しないので、再度使用したい場合には新たな非課税枠を利用することになります。

したがって、可能な限り売却などで貴重な非課税枠を消費しないようにしたいところです。

つみたてNISAでは、非課税枠をフル活用するためにもずっと保有し続けることが重要です。すなわち、近い将来使う予定のない余裕資金で始めるとよいでしょう。

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2019年1月31日

ちなみに、私は社会人1年目でも年間40万円であるつみたてNISAの非課税枠を全て消費しました。

毎月2~3万円を投資に回すとともに、ボーナスの一部を投資に回すことができれば、上限額いっぱいに投資することは可能だと思います。

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2019年1月23日

まとめ

メモをする人

つみたてNISAは利益が全額税金免除されるので通常の投資より約2割お得です。このようなお得な制度はどんどん活用していくべきでしょう。

万が一お金が必要になったときには、途中で売却(解約)することもできます。ただし、売却した分の非課税枠はなくなります。

したがって、貴重な非課税枠を無駄に消費しないためにも、近い将来使う予定のない余裕資金で始めることが重要です。

そして積み立てをコツコツと続け、ファンドを長期間保有し続け非課税枠をフル活用するようにしましょう。

お金は寝かせて増やしなさい [ 水瀬ケンイチ ]
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