iDeCo(個人型確定拠出年金)のおすすめ商品はこれだ

iDeCo(個人型確定拠出年金)のおすすめ商品 iDeCo

iDeCo(個人型確定拠出年金)もつみたてNISAと同様に運用時にかかる利益に対しては非課税です。

しかし、iDeCoとつみたてNISAの対象商品は大きく異なります。その一つがiDeCoの場合には預貯金などの元本保証型の商品も対象であるということです。

しかし、どうせ運用時の利益が非課税になるのであれば、投資信託を対象にしてお金を増やしていくことをおすすめします。

そこで、今回はiDeCoでおすすめする商品を紹介します。

コスト(手数料)が低い商品を選ぶ

ビジネスウーマン

コスト(手数料)は運用時における確実なマイナスリターンです。これはiDeCoにおいてもつみたてNISAにおいても考えは変わりません。

したがって、iDeCoで運用する商品もできる限りコストの低いものを選ぶことが重要です。特に、せっかくの非課税を活用するためにも運用に選ぶ商品は投資信託をおすすめします。

コスト(手数料)が高いからサービスがいいなんてことはありません。

一般的に、コストの高低はサービスの差というよりは、本気で顧客の資産を増やそうとしているのか企業の姿勢が表れています。高い手数料で儲けようとする金融機関はサービスが悪いと思ってかまわないと思います。

近年、投資信託の信託報酬の値下げ競争が激化しています。特にインデックスファンドは、外国株式を対象にしたファンドの信託報酬が0.1%台のものもあります。

この値下げ競争の影響からか、iDeCoの取扱商品の競争も激化しており多くの金融機関では、信託報酬の下がったファンドを新たに取りそろえるようになりました。

具体的に、金融機関ごとの取扱商品を比較したいかたはiDeCoナビ(個人型確定拠出金ナビ)の運用管理費用(信託報酬)で比較モーニングスターの「iDeCo総合ガイド」を参考にしてみてください。

特にマネックス証券はiDeCoへの参入が他の金融機関よりも遅かったために、低コストのインデックスファンドを相対的に多く取り扱っています。

最近のインデックスファンドの信託報酬の引き下げ合戦からするに、信託報酬が0.3%を超えるようなものは高いといっていいでしょう。すなわち、はじめから投資候補の対象に外しても構いません。

iDeCo(個人型確定拠出年金)口座

iDeCo(個人型確定拠出年金)口座のおすすめはこれだ

2019年5月14日

楽天・バンガード・ファンド

楽天・バンガード・ファンドはiDeCoの場合には楽天証券でのみ取り扱っています。

2種類あってひとつが全米株式を対象とした「楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VTI)」です。これは、アメリカの大企業から中小企業に投資するバンガード・トータル・ストック・マーケットETFに対して投資する商品です。

信託報酬が0.1696%(2019年5月15日現在)で、設定来純資産額が右肩上がりの人気ファンドです。

楽天VTI

(楽天投信投資顧問ホームページから引用)

もうひとつが全世界株式を対象とした「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)」です。こちらは、世界中の大・中・小型株約8000銘柄を投資対象とした商品です。

これ1本で世界中に分散投資ができ、信託報酬は0.2196%です。

eMAXIS Slimシリーズ

eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」というキャッチコピーで、インデックス投資家にもファンが多いファンドです。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018ではトップ20位のうち、同シリーズのファンドが7本もランクインしています。

特に、FOYで1位に輝いた「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は信託報酬が0.11772%と同クラスのインデックスファンドと比べてもコストの低さは最低水準にあります。

特に、つみたてNISAが開始した2018年以降急激な右肩上がりで純資産額が増えています。

slim先進国

(三菱UFJ国際投信ホームページから引用)

私も、iDeCoでは掛け金のすべてをeMAXIS Slim先進国株式インデックスにあてています。

また、つみたてNISAでも9割をeMAXIS Slim先進国株式インデックスで積み立てています。(残り1割はeMAXIS Slim新興国株式インデックスを積み立て中です。)

まとめ

メモをする人

その他にも多くの低コストインデックスファンドがありますが、基本はこの上2つを軸に商品を選択していけばいいのではないでしょうか。というのも、それがわかりやすくていいと思います。

すなわち、バンガードファンドをインデックス投信で積み立てたければ、楽天・バンガードシリーズを取り扱っている楽天証券を候補にする。

また、業界最低水準の運用コスト将来にわたってめざし続けるeMAXIS Slimシリーズを運用したければ、マネックス証券やSBI証券(セレクトプラン)を候補に考える。

人気と知名度、コストの低さを兼ね備えたファンドは今後も純資産が増えていくと思います。2つのファンドにはそれが備わっていると考えられるので、安心して長期投資ができるのではないでしょうか。

最後に、iDeCoでの商品選びで重要なことはできる限りコストの低い商品を選択することです。

投資対象および商品選びなど、投資にかかる最終判断は自己責任でお願いいたします。
一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門 [ 竹川 美奈子 ]
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