【特別区】論文テーマ「多文化共生社会」

多文化共生 論文試験

公務員試験の論文試験について、今回は特別区を想定した論文をまとめました。

特別区の論文試験は80分という限られた時間の中で1000字以上1500文字程度という、かなりボリュームのある文章を書くことが求められます。

今回のテーマは「多文化共生社会」です。自由に参考にしてかまいません。

ただし、試験の合否にかかる責任は負えませんので最終判断は自己責任でお願いします。
地球環境

【特別区】論文テーマ「環境問題」

2019年5月17日

はじめに

ビジネス

現在、我が国では在留外国人の数が増加し続けており、2018年における在留外国人は264万人に達する。

特別区内においてもほとんどの地域で外国人登録者数が増えており、新宿区や豊島区では既に人口の約10%が外国人である。

このような人のボーダーレス化により、生活習慣・文化という点においては多様化が見られ、異文化が流入し地域の魅力が高まることが期待される。

一方で、習慣の違いによるトラブル等、課題も多く残されている。

区の取組や数字が古い場合には、最新のものをご自身で調べて反映させてください。

取り組むべき課題

キーボードを入力する人

このような中、特別区職員として、多文化共生の流れを積極的に施策に反映させるために取り組むべきことが三つある。

外国人のマナー向上のための支援

一つ目は、外国人のマナー向上のための支援である。

文化の違いを背景にゴミ出しや騒音の問題が懸念されているが、外国人と共生するには「現場」である地域社会の取組が不可欠である。

特別区においては、既に複数の言語による注意書きやマナー啓発のためのリーフレットの作成などが行われている。

今後は、区内に外国人が多いという特徴を活かし、地域の核になる外国人リーダーを養成する取組が必要である。

このような外国人リーダーを通して、日本の文化やマナーを周知してもらうことで、彼らの間で仲間意識が生まれ異文化の理解が深まると考えられる。

外国人を受け入れる住民の理解促進

二つ目は、外国人を受け入れる住民の理解促進である。

異文化とのあつれきを防ぐためには、外国人を排除しないという意識を持つことがやはり重要である。

外国人を受け入れる地域づくりのためにも区職員として、異文化理解のためのセミナーを開催し理解促進のための機会を設けることが求められる。

また、地域の活動の場でも、外国人の参加を積極的に受け入れることで、その協働の中から理解を深めていくことができるだろう。

職員として地域の課題解決に向け柔軟な対応をする

三つ目は、私たちが職員として地域の課題解決に向け柔軟な対応をすることである。

クローバル化が進展する中、区内には今後も多くの外国人が生活することが見込まれる。近年、「多文化共生会議」等が開かれ、国際交流イベントや外国語相談センター等も充実しつつある。

しかしながら、教育や就労、防災等、依然として在留外国人との共生に関わる問題は残されている。

それゆえ、職員がまず柔軟な姿勢を持たなければならない。

生活習慣や制度の違いによるトラブルについては、自らが所属する課だけではなく、複数部局での対応が必要な場合もあるだろう。

そのような場合に柔軟に対応しうるよう、知識を深める必要がある。

おわりに

メモをする人

このように、多文化共生を進めるためには、職員が主体的に行動することがこれまで以上に求められよう。(1043字)

ただし、試験の合否にかかる責任は負えませんので最終判断は自己責任でお願いします。
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