20代の皆さんはお金があったら何に使いますか。
お金があったらまずは貯金をすると考える人がいるでしょう。
また、おいしいものを食べることや旅行に出かけるなど、好きなことや楽しみのために使う人もいるでしょう。
さらには、余ったお金を元手に投資を始めるという人もいるかと思います。
このようにお金の使い道は色々ありますが、共通していえることは、お金は価値をやり取りするための手段ということです。
今回は、私が感じているお金の使い道について書いてみたいと思います。
現在の10万円は30年後の10万円より価値がある?

現在の10万円は30年後の10万円より価値があります。
なぜなら、現在手元にあるお金と将来手に入るお金は、同じ額面でもその価値が異なるからです。
例えば、1.0%の金利で銀行に100万円を預けたとします。※税金は考慮しないものとする。
この預けた100万円は1年後には101万円になります。
したがって、1年後の101万円は現在の100万円と同じ価値だといえます。
割引現在価値を式に表すと次のようになります。

割引率(利回り)が3%の時、30年後の10万円の割引現在価値を計算してみましょう。

よって、30年後の10万円は現在の約4万円と同じ価値を持っていることとなります。
このように、「将来の価値」を理解しておくことで、お金をどのように使うのか判断するときに役立つのではないでしょうか。
お金の流れを見える化

お金の流れを見える化するということは重要なポイントです。
毎月の支出を把握することで無駄なところはどこで、多く支出しているものは何か、抑えるべき支出のポイントが明確になります。
お金の流れを見える化するには、家計簿をつけることが最も効果的です。
しかし、私のように面倒くさがり屋の人も多いのではないでしょうか。
そこで無料で利用でき、とても便利なのがマネーフォワードというアプリです。
クレジットカードや銀行口座と紐付けすることで、お金の流れを見える化することができるのでオススメです。
また、買い物した際には支出を項目ごとに自動で分類してくれます。
クレジットカードや電子マネーと連携させ買い物すれば、何にどれだけお金を使っているのかが簡単に確認することができます。
私は、マネーフォワードで支出の管理を始めて以降、キャッシュレス決済が圧倒的に増えました。
現在では、現金しか使えない店舗以外ではカードや電子マネー、QRコード決済で買い物をしてお金の流れを見える化しています。
>>キャシュレス化を進めたければ世の中から紙幣をなくせばいい
実際の貯金方法を紹介
お金の流れを見える化し無駄を削減できたら、貯めたいお金と目的を考え貯金をしましょう。
貯金の方法については、
- 給料から自動的に引き落とされるようにする。
- 口座を分ける
などがあります。
どちらの場合も余ったら貯金をするのではなく残ったお金でやりくりをするという考えで毎月生活していくことになります。
どちらでもいいので自分に合った方をオススメします。
継続するためには無理をしないことです。
貯金がストレスにならない程度に頑張りましょう。
むやみに生活レベルを上げない
収入が上がっても生活レベルをむやみにあげない方がいいでしょう。
なぜなら、一度あげた生活レベルを下げるというのは困難だからです。
収入が上がっても、支出が増えては結局貯蓄は増えません。
手取りの何割を投資や貯金に回すなど、自分なりのルールを決めておくべきでしょう。
収入が上がった分は、自己投資に回したり旅行などのプチ贅沢にあてるなど、QOLを上げる方に使うといいでしょう。
「今使う分」と「将来使う分」を区別する
若いうちから貯蓄の習慣をつけておくことは重要です。
しかし、使わないことばかり考えるのは単なるケチな人と同じです。
そこで、稼いだお金を「今使う分」と「将来使う分」に区別して、お金を貯めていくことが必要になります。
積極的に今お金を使うことが場合によっては、人としての価値を高めることにつながります。
まとめ

お金の使い道は色々ありますが、共通していえることは、お金は価値をやり取りするための手段ということです。
お金があったら貯金をする、おいしいものを食べる、旅行に出かける、好きなことや楽しみのために使えます。
使えるお金を増やすためには、収入を増やすか支出を減らす方法があります。
お金の流れを見える化することで、無駄な部分を削減できれば余裕が生まれます。
また、自分に投資し、人としての価値を高めることが収入を増やすことにつながります。
「将来の価値」を理解しておくことで、お金をどのように使うのか判断するときに役立つのではないでしょうか。