あなたの貯金額は平均と比べて多い?少ない?

貯金額の平均 貯金

皆さんは貯金をいくらしていますか。また、貯金はいくらあれば理想と考えていますか。

日本における個人金融資産は1500兆円といわれています。

その一方で、年齢別の貯蓄ゼロの世帯が増加していることが国会でも話題になりました。

実際に、全世帯(一人暮らしを除く)における貯蓄ゼロ世帯の割合は1980年代前半には5%程度であったものの、2003年以降は20%超に増加しているというデータもあります。

すなわち、5世帯に1世帯が貯蓄ゼロということになります。

日本人は貧しくなってしまったのでしょうか。今回は、国民の貯金状況についてまとめました。

また、2019年に行われた調査結果となっているため、現時点では最新のデータになります。

調査結果と比較することで、ご自身の現状を確認することが可能となります。

貯金額の分布

貯金額の分布は以下の通りです。

世帯の貯金額

(出典:ワイズローン「貯金実態調査2019」)

世帯貯金額のグラフより、100万円未満が最も多く全体の53.7%に上ります。

貯金額の平均値は317万円となりますが貯金額が300万円を超えているのは全体の約25%のみです。

多くの人は「自分はそんなに多くの貯金をもっていない」と感じると思います。

なぜなら、平均値は1001万円以上貯金している一部の世帯によって大きく引き上げられているからです。

平均値だけでみると、実感とかけ離れた印象を持つのはこのためです。

このような平均値の持つ欠点を補うために、平均値と並んで中央値に着目することで一般的な家計像を捉えることが可能になります。

中央値とは、調査対象世帯を金融資産保有額の少ない順(あるいは多い順)に並べたとき、中位(真ん中)に位置する世帯の金融資産保有額のことです。

中央値

(出典:家計の金融行動に関する世論調査 平均値と中央値)

中央値は世帯全体の実感により近い数字になると考えられています。

世帯貯金額より、貯金額の中央値は100万円となっています。平均額より200万円以上少なくなることがわかります。

さらに、100万円以下の貯金額の分布を見ると、0~10万円と回答した層と95~100万円と回答した層で二極化していることが分かります。

貯金額の分布(100万円以下)

(出典:ワイズローン「貯金実態調査2019」)

 

ちなみに、年代別の貯金額を見ると、20歳未満が最も少なく、50代までは年齢が上がるにつれて増加傾向します。一方で60代・70代になると貯金額が降下します。

年代別の貯金額

(出典:ワイズローン「貯金実態調査2019」)

貯金の目的

貯金の目的の多くは「老後の備え」であることがわかります。

貯金の目的

(出典:ワイズローン「貯金実態調査2019」)

 

しかし、銀行に預けても預金金利は少なく、お金を増やすことは難しいのが現状です。

したがって、浮いたお金で投資を始めるという選択肢が今後、必要になってくるかもしれません。

最近では少額から投資を始められるつみたてNISAというサービスもあります。

つみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

詳しいことはこちらの記事に書いてあるので、ぜひ参考にしてください。

新卒社会人1年目で-つみたてNISAを始めました

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2019年1月23日

貯金の方法

貯金については、「余ったら貯金しよう」では間違いなく貯めることができないでしょう。

そのためには、

  • 給料から自動的に引き落とされるようにする。
  • 口座を分ける

など残ったお金でやりくりすることをしなければなりません。

それから、お金の流れを見える化するということは重要なポイントです。

毎月の支出の中で無駄なところ多く支出しているものは何か、抑えるべき支出のポイントを明確にすることができます。

お金の流れを見える化するには、家計簿をつけることが最も効果的です。

マネーフォワードという家計簿アプリでは、クレジットカードや銀行口座と紐付けすることで、お金の流れを見える化することができるのでオススメです。

家計簿 マネーフォワード ME - 人気家計簿アプリ

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2019年9月7日

まとめ

メモを取る人

貯金額の実態

  • 世帯貯金額の平均値は317万円となりますが、より実感の数値に近い中央値で見ると100万円となります。
  • 100万円以下の貯金額の分布を見ると、0~10万円と回答した層と95~100万円と回答した層で二極化しています。

貯金の目的

  • 最も多いのは「老後の備え」でした。
  • しかし、銀行に預けても預金金利は少なく、お金を増やすことは難しいのが現状です。
  • 浮いたお金で投資を始めるという選択肢が今後、必要になります。
  • 最近では少額から投資を始められるつみたてNISAというサービスもあります。

貯金の方法

  • 貯金をするには、余ったら貯金しようではなく、残ったお金でやりくりするという考え方が必要です。
  • そのためには、給料から自動的に引き落とされる、口座を分けるなどが有効です。
  • 家計簿アプリを使ってお金の流れを見える化する。

最後に、このような統計調査では平均値より中央値に着目するべきでしょう。

平均値は少数の高額貯金世帯によって大きく引き上げられることがあるため、平均値だけでみると、多くの人が実感とかけ離れた印象をもつ可能性があります。

貯金以外の統計調査においても平均値と中央値の違いを知っておけば統計のトリックが分かり、数字の見方がおもしろくなるかもしれません。

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2019年5月22日